校内では学べないことを研修する目的で、今年から始まった第2弾のフィールドトリップとして、博多・太宰府見学が実施されました。まず、ヤフードームに行き、いつもは入ることはできないベンチ、監督室、グランドに入って見学をし、生徒たちは選手になった気分でベンチに座りました。次に、123mある福岡タワーに上がり、ヤフードーム、大濠公園、天神などを眼下に、説明を受けました。そして、福岡市博物館では、「漢委奴国王」 印を見て、意外と小さい金印を見てびっくりしました。最後に、博多の名産、明太子を作りに行きました。たらの卵に昆布、秘伝のだしを入れて それぞれオリジナルの辛さに調合して作りました。5日後に完成します。生徒たちは家に帰って食べるのが楽しみの様子でした。
2日目は、太宰府天満宮でお参りをした後、九州国立博物館で「ボストン美術館展」に行き、「平治物語絵巻」、「吉備大臣入唐絵巻」など、日本にあれば国宝級の作品を見学しました。古い時代に書かれたものなのに、細部まで丁寧に書かれているものを見て生徒たちは関心仕切りでした。その後、サイクリングをしながら、古代九州の中心であった大宰府政庁、観世音寺、水城など歴史遺産を実際の目で見てきました。生徒たちは国道3号線で遺跡が分断されている様子を見て、遺跡保存の難しさを感じていました。