昨日の予餞会の熱のさめやらぬ２月２８日，心配された雨も降らず，穏やかな天気の中，卒業証書授与式が行われました。吹奏楽部の演奏をバックに入場した卒業生達は，担任の先生が一人ひとりゆっくりと名前を呼ぶと元気よく応え，各クラスの代表者が校長より卒業証書を受け取りました。

　竹村校長は式辞の中で，昨年講演していただいた植松努さんの「思うは招く」の言葉を引用しつつ，これからの時代を生き抜くヒントを，生徒一人ひとりの気持ちを汲んだ優しい言葉で語られ，エールを贈られました。

　現生徒会長の飽田くんの心温まる送辞を受けて，旧生徒会長の佐伯響子さんは答辞の中で，自分を育んでくれた武田への感謝と，夢を持ち続けることの大切さを自分らしい言葉で述べていました。

　式が終了した後，各クラスで最後のホームルームが行われました。担任の先生から手渡しで卒業証書を受け取った生徒たちは，万感の面持ちで先生や友人，保護者への感謝の気持ちを語っていました。

　卒業生の中には入試を控えている生徒も多くあり，明日からひきつづき登校する生徒もいますが，武田で培った学力・気力・行動力・人間力でこれからの困難をも乗り越えてくれるものと信じています。新しい世界に羽ばたく武田生に幸多からん事を！