6月26日(月)3限目に,海外で就労されている香山侑美さんをお招きして,キャリア教育講演会を中学校全学年に対して実施しました。香山さんは,大学在学中にスリランカに滞在した経験を「天国のあるスリランカ」(文芸社)でまとめて自費出版されており,海外と関わりのある業務を経て、現在、パラオのカフェで働いておられます。
パラオでの生活の様子そして生い立ちの話から,「違う文化を理解すること」「相手の言うことを理解すること」の大切さを学びました。また現在の仕事に就くまでの話では,「今大事なのは,もらったものを確実にこなすこと。それが夢につながる」「もらったものを一つずつこなしていく。すると好きなものが見えてくる=夢ができる」「チャンスはやってくるものではなく,自分で掴み取るもの」という彼女の生き方について,生徒達は真剣にメモを取りながら聞いていました。
生徒達はこの講演で、世の中には様々な職業があるということを理解し,文化の背景が違う人々を受け入れることの重要性に気づくきっかけになったようです。香山さん,ありがとうございました。