来週に行う平和学習のための事前学習として、本校の国際活動部のサウザー先生にお話ししてもらいました。
サウザー先生はパレスチナに行かれた経験もあり、大学院では国際紛争解決に関する分野を専攻されていました。
戦争というものは些細なことがきっかけで起き、そこからお互いが軍備拡張し、エスカレートしていった結果、最後はお互い滅びてしまうという話や、平和というものはそれを維持する努力を続けていないとすぐに戦争へ転がってしまう、といった話を、サウザー先生は自筆のイラストや視覚的な例えを用いたスライドでわかりやすく話されました。
特に印象に残ったのは、平和公園にある「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」の言葉には、主語がありません。英語では「We」が入ることで、日本人でも、アメリカ人でもなく、すべての世界の人々を指している言葉だということでした。
来週火曜日に平和公園に行きます。平和公園の清掃活動を行い、清掃語り部のかたのお話と平和記念資料館に行って、平和の大切さを学んできたいと思います。