朝から少し肌寒さが感じられた2月29日、第44回武田高等学校卒業証書授与式が行われ、新たに146名の卒業生が誕生しました。吹奏楽部の演奏が流れる中、各担任の先生に続いて卒業生が入場しました。
卒業証書授与では、担任の先生が一人ひとりの名を読み上げると、万感の面持ちで大きな声で応える姿が印象的でした。
在校生の送辞として現生徒会長の池野大和くんの先輩への尊敬と惜別の念にユーモラスなアドリブを交えたメッセージに対して、卒業生の答辞を行った旧生徒会長松本綾乃さんのメッセージは、昨年の春、急逝された萩原先生からいただいた言葉を受け継いだ心温まるものでした。しかし、アドリブで現生徒会長のコメントに切り返す場面もあり、先輩としての貫禄をみせつけていました。
大きな声で高校生活最後の校歌を歌った後、各教室では最後のホームルームが行われ、共に過ごした仲間たちと和やかな雰囲気の中、担任から一人ひとり卒業証書を受け取っていました。
春から新生活が始まる生徒、まだ受験を残している生徒もいると思いますが、最後まで全力でがんばってください。そして、君たちが武田で培った「武田魂」はきっと後輩たちが引き継いでくれるでしょう。
卒業おめでとうございます!世界に羽ばたけ!武田生!