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【GSコース】3年生 福山平和学習に行きました

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74日(金) 高校3年生のGSコースの生徒が平和学習の一環として福山市にあるホロコースト記念館及び人権平和資料館を訪問し、ユダヤ人大量虐殺や日本及び世界の差別問題について学びを深めました。

ホロコースト記念館は戦後50年の節目の年に福山市御幸町に設立され、今年20256月で開館30周年を迎えました。1回のライブラリースペースには30周年を記念してアンネの日記で有名なアンネ・フランクさんの父親であるオットーさんにまつわる特別展示が行われていました。記念館スタッフの吉田さんの丁寧なガイドのもと、当時のユダヤ人がどのような扱いを受けていたのか、またなぜそのような扱いをされなければならなかあったのかを様々な展示から学んでいきました。

福山人権平和資料館では、本校教員のサウザー先生自らが荊冠旗をとおして日本だけではなく世界の差別問題について語り、人権の大切さを伝えてくれました。

生徒たちの感想の中には「自分と同い年くらいの子や同じ性別の人たちが理由もなく無差別に殺されていくことが衝撃的で恐ろしかった」や「杉原千畝さんの名前は知っていたが、これほど多くの人を助けたことは知らなかった」、「実際に記事を読んだり旗をみたりしたので経験として学べたことでより深く記憶に残すことができた」など、学校の教科書では学べない深いところまで想いを巡らせていた様子がうかがえます。

ホロコーストについては、授業の一環でスティーブンスピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」を鑑賞していることもあり、その内容を絡めながら当時の差別がいかに凄惨なものであったのか、我々には何ができるのかを強く感じ取ってくれたことと思います。この経験で得た様々な「気づき」が生徒たちの人生の糧になることを強く願っています。

 

 

 

 

 

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