広島文化学園大学 人間健康学部 スポーツ健康福祉学科教授の加地信幸先生が代表を務められる、重い障がいのある障がい児者を対象とした”アダプテッド・スポーツ”を支援するボランティア活動の「はなまるキッズ」に参加させていただきました。(団体ホームページ)
最初に、特別支援学校の先生方や看護師、保育士の先生方とチームを組み、支援する人々の障がいの種類や特性について学びました。そして、実際の支援方法について教えていただきました。トランポリン、ローラーボード、ハンモック、風船バレーなど、異なる刺激を感じることができる種目をローテーションで行いました。自分の意思で体を自由に動かすことが難しい人々が、これらの活動を通して嬉しそうな表情を見せてくれた瞬間は、私たちにとっても大変嬉しいものでした。
また、一緒に活動してくださった方々の、障がいを持った人々に対する優しさとプロフェッショナルとしての知識やスキルには多くのことを学びました。
言葉での意思疎通が難しい相手との信頼関係を築くためには、相手が何を考え、何を望んでいるのかを推しはかるスキルが不可欠です。このスキルは、様々な人々と交流するインターアクト部の活動においても非常に重要です。
今年春に卒業した生徒の中には、「はなまるキッズ」に参加し、この分野の魅力に触れたことで、特別支援教育や福祉の道に進むことを決意した者もいます。
今後も、インターアクト部の活動にとどまらず、武田中学校高等学校の生徒たちを「はなまるキッズ」の活動に参加させていただき、継続的に学びの機会を与えていただきたいと思います。