午前中は「大知町くじらの博物館」を訪れました。入館すると、すぐにイルカショーが始まり、小ぶりながらも飼育員の指示に従い見事に演技するイルカに、その知能の高さを改めて実感しました。その後、学芸員の方が館内を案内しながら、和歌山県のクジラ漁の歴史や方法、さらにクジラの生態について詳しく解説してくださいました。
次に、クジラショーを観覧しました。イルカ同様、飼育員の指示通りに演技をするクジラの知能の高さには驚かされました。その後はイルカの餌やり体験を行い、イルカと触れ合いながら餌を与える貴重な経験をしました。イルカにこんなに近くで触れる機会はなかなかないため、非常に印象深いものでした。
昼食は道の駅「だいじ」で、各自が好みのメニューを選びました。和歌山ラーメンやクジラのフライ定食、クジラの竜田揚げ定食が特に人気でした。クジラについて学んだ後で、実際にクジラ料理を楽しむ光景は、なかなか興味深いものでした。
午後は、世界遺産の那智の滝と熊野那智大社へ向かいました。日本最長の那智の滝の壮麗な景観に圧倒され、また滝の成り立ちや構造について、前日にジオパークセンターで学んだ知識が活かされ、より深く理解できました。
熊野那智大社では、それぞれがいくつかのおみくじを引いたり、護摩木を焚いたりしてお参りをしました。険しい道を進んだ先にある神社に辿り着いたことで、何だか特別なご利益がありそうな気がしました。