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【特色教育】GSコース 第2外国語での体験授業で本場の中華料理を堪能!

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7月11() Global Studies Course (GSコース)第2外国語の体験授業として,香港出身のジョディ先生と中国出身の楊先生による中国料理教室が行われました。午前はGS1年生、午後はGS2年と3年生が料理を通じて中国文化への興味を高めることを目的として中国の代表料理である麻婆豆腐、トマトと卵の炒め物、杏仁豆腐と中国茶の入れ方をスペイン語選択生徒も一緒になって教わりました。

 

今回の調理実習に先駆けて、それまでの中国語の授業において中国料理についての調べ学習を行いました。調理方法、用具、薬膳料理と漢方などについて勉強しましたが、本やインターネットからはなかなかイメージしにくかったり理解しきれなかったりすることが多かったですが、今回の料理実習を通じて、実体験を通してより深く中国文化を理解することができました。以下に今回のメニューを通して学んだポイントを示します。

 

麻婆豆腐は四川省の代表料理です。今回は本場の作り方に倣って豆板醬、甜麵醬と豆鼓を使いました。特に豆鼓は発酵している小さな黒豆であり、中国物産店しか入手できず、中華料理の隠し味として欠かせない調味料だそうです。また今回は豆腐の型崩れを避けるために、下茹でするという隠し技も学びました。麻婆豆腐の中の「麻」は「痺れるほどの辛さ」を指しますが、最後に四川花椒をかけて独特のスパイシーさを加えました。

 

トマトと卵の炒め物は中国の代表的な家庭料理であり、トマトはサラダとして生食するイメージが強いですが、この料理を通して中国では野菜は基本的に加熱して食べる食文化であることを学びました。

 

杏仁豆腐は広東料理の代表デザートです。日本でも馴染みのある中国のデザートですが、東北出身の楊先生が地元では食べたことがないという話を聞いて驚き、同じ中国でも地域によって食習慣が違うことを学びました。

 

中国茶の入れ方では、クコの実の薬膳効果、特別な茶器とその使い方、お茶の種類の説明を聞きました。特に茶器の使い方では、日本の茶道と比較して、予め茶器を温める行程は共通点であり、1煎目を捨てる点は相違点であることが分かりました。

 

ドイツからの留学生のFinley君も熱心に作り方を覚えていました。ドイツに戻ったら、ぜひ今日の料理をご家族に振る舞ってあげてください。

 

最後に参加生徒の感想を紹介します。

・本場の麻婆豆腐は思ったほど辛くなく、とても美味しかったです。
・最近はあまり食欲が湧かなかったのですが、あまりにも美味しすぎて、3度もお代わりしました。
・事前にクコの実の薬膳を勉強していたので、杏仁豆腐上のクコの実を味見することができてうれしかったです。
・中国茶では1煎目を捨てることをはじめて知りました。中国茶には高価なものも多く、特に10年間も寝かせて発酵させたプーアール茶のひと塊が300万円もするのには大変驚きましたし、ぜひ飲んでみたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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