2月7日(月)5~7限目,「東広島市明るい選挙推進協議会」「東広島市選挙管理員会」から来賓・講師をお招きし,高校2年生対象の「選挙制度学習講座」を行いました。
新型コロナウィルスの感染拡大防止で密を避けるために,「投票」以外はミーティングアプリを通して教室での学習になりました。
まず,講師の方からの選挙,投票について教わり,次いで「武田向上委員会委員選出選挙」と題して模擬選挙を実施しました。この内容での模擬投票はここ数年続けての実施ですが,今年も生徒から生活向上のための様々な提案が出されました。このように生徒自身が身近な問題の解消について考えることが,民主主義での政治参加の姿勢を身に付けていくことに繋がると考えます。
各クラスの代表者による立合演説の後は,実際の選挙で使用される機材を用いて模擬投票を行いました。今年も,東広島市選挙管理委員会の方のご支援で可能になりました。仮設の投票所に来た生徒たちは,実際の機材を前に少し緊張した面持ちで投票を行っていました。投票後はすぐに開票・集計し,当選者が1名決まりました。生徒たちは何を考えながら一票を投じたのでしょうか。実際の選挙では様々な要素を考慮し投票しなければならないと思います。今日の模擬選挙での経験を活かし,もうじき来る18歳選挙の投票に臨んで欲しいです。
最後は,来賓の方が武道場で「明るい選挙の歌」を歌われる様子を中継し,生徒は各教室で視聴しました。生徒が生の歌声を聞けなかったこと,生徒の前で歌って頂けなかったことは大変残念でしたが,各場所で盛り上がっていたようです。
生徒には,今回の選挙制度学習を通じて得たことを活かし,積極的に投票に行ってもらいたいと思います。また,4月には民法改正にともない,選挙権だけでなく様々な事柄において成年年齢が18歳に引き下げられます。これまでとは違う心構えで特別な年齢として「18歳」を迎え,大人としての自覚を深めてくれることでしょう。
来賓・講師の皆様ありがとうございました。