広島大学大学院人間社会科学研究科川田和男准教授とひろしま自動車産学官連携推進会議によるプログラミング教育プロジェクトの一環として,カリキュラム開発を目的とした研究授業が1月下旬から2月上旬の4回シリーズで中学3年「技術」の時間を利用して行われました。
実用化されている自動車の衝突回避システムについて学び,プログラミング言語BASICを使用した ”IchigoJam” というプログラム入門教材を使って,衝突回避のプログラミングの基礎を学びました。生徒たちはグループに分かれ,プログラムを入力した記憶チップを4輪ロボットに取り付け,打ち込んだプログラムに従って停止距離を制御できるかを試行錯誤しながら記録しました。設定したどおりに停まるどころか,ピクリとも動かない4輪ロボットに四苦八苦しているグループや,順調にプログラム課題を進めていくグループなど,どの生徒も真剣にプログラミングに取り組む姿が印象的でした。
現在注目を浴びているプログラミング教育を経験した生徒たちの将来が楽しみです。