11月19日(金)に,高校1年5組(GSコース)の家庭基礎の授業で,GSコースが毎年行っているテーマ学習「世界の料理」の調理実習を行いました。コロナの影響で実施が遅れましたが,今回は「韓国料理 キムパプ・わかめスープ・カンジョン」の3品を作りました。
“キムパプ“は日本でも“キンパ”として親しまれています。日本の巻き寿司と比べると具だくさんで,野菜がたっぷり入ります。子どもにたくさん野菜を食べてもらいたいというオモニ(母)の愛情がたっぷりと入っています。
“わかめスープ”は日本のわかめスープと違い,わかめをたっぷり入れてドロドロになるまで煮込みます。韓国では,女性が子どもを出産した後は,約1ヶ月間わかめスープを飲んで体調を整えます。また,子どもの誕生日にも健やかな成長を祝って,わかめスープを飲むという風習があるそうです。
“カンジョン”は韓国の家庭で作られる素朴なお菓子で,日本の“おこし”に感じが似ています。ポン菓子に水飴を絡めてナッツやドライフルーツを混ぜ込んで冷やし固めます。とてもやさしい味がしました。