１０月２１日（木）のお昼休みに「ＧＳ ＴＡＬＫ」というイベントを行いました。

このイベントは, 高校グローバルスタディーズコース（GS）１年生が主体となり，様々なキャリアをお持ちの外部の方とオンラインで交流することでその職業について理解を深め，各自の進路意識を高めるために行うものです。

今回は，アフリカで獣医として活躍した後，現在は鹿児島で旅館経営をされている 橘 翔士さん との交流でした。

以下に，１年５組の生徒がまとめた橘さんのお話の概要と，参加した生徒の感想を掲載します。

 

《橘さんのお話》

獣医師免許は国内だけではなく，海外で取得することもできます。また，語学力を向上させるためには，海外の大学に入るといいです。そこで様々なことを学ぶ機会があるので，情勢が落ち着けば海外で学習することも考えてほしいです。

獣医師になって苦労したことは，ただ「動物が好き！」という気持ちだけではうまくいかないことが多かったことです。「動物は家族も同然」という気持ちを強く持って動物たちと向き合える力があるかどうかというところが問われます。また，獣医師の世界は独特で，様々な考え方や概念があります。それらをすべて受け入れることが大切です。そのため生徒の皆さんは，自由な発想に身を任せ，それを大切にし，自分の考えに自信を持つようにしてください。そして実際に行動を起こしましょう。現場を見てみたり，アルバイトをしたりするなど機会はたくさんあります。たくさんチャレンジしてから無理かそうでないか判断してみましょう。

 

《参加した生徒の感想》

･アメリカとアフリカ，日本それぞれの動物の扱いの違いなど，自分が知らないことを知ることができ，とても興味深い体験ができました。

･ためになることが沢山聞けて良かったです。橘さんは経験上，海外の大学に行ったほうがいいと言われていたので（なるほどな）と思いました。

･獣医師の方から貴重な話をお聞きすることができて楽しかったし，将来に生かしていこうと思いました。

 

生徒たちが積極的に質問などを行い，とてもアクティブなお昼時でした。今後も定期的に様々な方との交流を考えています。皆さんにも素敵な内容をお届けできるようにします。ご期待ください。