1月27日(水)5~7限目,「東広島市明るい選挙推進協議会」「東広島市選挙管理員会」から来賓・講師をお招きし,高校2年生対象の「選挙制度学習講座」を行いました。
初めに,講師の方に選挙制度や投票の方法,その際の注意点などについて教わり,次いで「武田向上委員会委員選出選挙」と題して模擬選挙を実施しました。この選挙は,生徒たちが身近な問題に対して向き合って向上の方策を考えて投票することで,民主主義における主体的な政治参加の姿勢を養うのが目的です。立候補者は,現在の学校生活における問題と向上のための方策をうまくまとめ,説得力のある演説を行いました。その後の模擬投票では,東広島市選挙管理委員会の方のおかげで,実際の選挙と同じ道具をセッティングし,本物の「投票用紙」と「投票箱」を使って投票をしました。生徒たちは本物を使った初めての経験に興味津々の様子でした。それをすぐに開票・集計したところ,2名の候補が得票数が同数で1位で並ぶという珍しい事態が起こりました。しかし定数は1のため,実際の選挙と同様にくじ引きで当選者を1名決定しました。このようなことはまれなので,生徒は1票の重みを実感して学ぶ良い機会になったと思います。そして最後は,来賓の方による「明るい選挙の歌」の弾き語りに合わせて手拍子をして大いに盛り上がりました。
高校2年生は,来年度18歳になり,選挙権が与えられます。今回の講座で学んだことを思い出しながら,投票することの大切さと一票の重みをかみしめ,積極的に投票に行ってほしいと思います。
来賓・講師の皆様ありがとうございました。