2月16日（日）に広島大学で行われた、広島大学・コベルコ建機共催， 2020中学生レスキューロボットチャレンジに理科研究同好会から中学2年A組の城尚志君、中学2年B組の宇江渚君，黒川結君の3名でチームを結成し参加しました。
今回が初めての挑戦であり，参加申し込み締め切り直前に参加を決めたため，構想・製作にほとんど時間を費やすことができませんでした。限られた時間の中で製作したロボットを，試走中に見つかった問題点に対して次のようなアイデアを用いて，改良を重ねました。
・コースアウト・転倒を繰り返していたため，釣りで使う鉛の重りを使って重心の位置を工夫する。
・災害避難者の救出中の衝撃を和らげるために宇宙探査機「はやぶさ」のアイデアを使う。
・操縦性を高めるために，クローラの接地面積を小さくする。
・・・など
レスキュー活動をする前のプレゼンテーションで自分たちのロボットが出来上がった過程の問題点とその改善策について発表しました。

実際のレスキュー活動では，練習で何度も失敗を繰り返した階段を下まで無事に降りることには成功したのですが，そこでクローラが外れてしまい、ゴールにはたどり着きませんでした。しかし，最難関と思われる，災害避難者を屋上から地面にまで階段を使って降ろす作業までは成功しました。
結果は，入賞することができ，アイデア賞をいただきました。生徒たちは、完走できなかった悔しさの中に，練習で何度も失敗した個所を乗り越えたことに自信を持っていました。
閉会式終了後，今回のトラブルの対処法についてのアイデアを話し合うなど、すでに来年の完走へと目標を定めていました。広島大学の関係者の皆様及び応援してくださった皆様，ありがとうございました。