7月29日(月)から30日(火)の1泊2日の日程で、高校3年生国公立型コースの生徒は、尾道高等学校の最難関コース・難関コースの生徒とツネイシしまなみビレッジで合同の勉強合宿を実施しました。

　施設に到着後、すぐに国・数・英の到達度テストを実施。普段経験することが少ない、隣に他校の生徒がいるという状況の中、各自が選んだ各教科の講義や自習に臨みました。講義は1コマ150分と、センター試験での２科目連続受験をにらんだ時間設定で行いました。いつもの環境ではない中での講義や自習時間に、最初は緊張していた生徒の表情も時間が経つにつれてやわらぎ、いつの間にか尾道高校との生徒と気さくに話をする姿を見ることができました。

　夕食は、各校の生徒を混ぜてグループを作りバーベキューでした。食事を共にする中で、さらに仲がよくなっていきました。その後、夜の全体会では、昼間に行った到達度テストの成績上位者を発表、その後生徒によるグループディスカッションを行いました。こちらもランダムのグループを作り、「これまで成果があった勉強法」や「学習をしている中での悩み」などのテーマで、各グループが付箋を使ったディスカッションを実施しました。それぞれのグループの中で多様な意見が出て，話を進める中で新たな発見をした生徒がたくさんいました。今後の受験勉強にとても参考になったと多くの生徒たちが感想を述べました。

　尾道高校の生徒との合同の勉強合宿は初の試みでしたが、共に大学進学を考える同学年の生徒同士ということもあり、進路に関する共通点や考え方、互いに勉強する姿を見ることで、大変刺激の多い合宿になりました。また同時に、いつもと違う環境に身を置くことで、試験独特の緊張感を感じる１つの機会になりました。合宿で得たことを今後の学習のヒントとしてさらに勉強に励み、両校の生徒が第一志望実現を果たしてくれると期待しています