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【ESD&SDGs】平成30年度広島県ユネスコESD大賞 地域ユネスコ賞受賞

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12月16日(日)広島大学で開催された,平成30年度ESD研修会 広島県ユネスコESD大賞でにおいて,本校でのESD活動の取り組みが「地域ユネスコ賞」に選ばれ表彰されました。

   

 

 

表彰された活動概要は次のとおりです。

(9)地域ユネスコ部門(学校部門)東広島ユネスコ協会推薦
武田高等学校 校長 竹村豊子 担当 新本研吾
テーマ フェア(公平、公正)ってなんだろう?

 フェアトレードの概念を知るとともに、自分自身の生活が世界の問題に密接に関わっていることに気づく。またその関係性はフェアなものかどうかに踏み込んで考える力を育む。
 「貿易ゲーム」によって先進国·発展途上国間の持てる技術と資源の差による不公平な状況を感じとり、資本主義の下、経済格差が拡大していくということを理解させる。その後、チョコレート生産にまつわるアフリカでの児童労働の現状をスライド資料とフェアトレード財団の動画を見て学び、世界規模の問題の存在を認識し、その解決方法としてフェアトレードの概念を理解させる。規模の大きな問題に対して何ができるかを考える手助けとして大手スーパマーケットの取り組みなど日本で行われている取り組みを紹介する。最後のまとめとして、webアンケートを実施し、希望者を募ってバレンタインデーにフェアトレードチョコレートの販売を行う。自分自身がポスターやチラシを作成し販売することでアクションを起こすことの大切さを理解すると共に問題に対して当事者意識が持てるように工夫する。


受賞にあたりいただいた講評は,以下のとおりです。

◇ESDを学校教育の基軸の一つに置いて世界的視野に立つ国際人の育成を目指し,フェアトレードをテーマにして実践しています。国際活動部(インターアクト)を中心に,具体的にチョコレートをめぐるアンフェアに対して何ができるかを考えさせ,ポスターの作成や校内でのチョコレートの販売を通して,日常の買い物でフェアトレードを意識して購入する等の変容を生み出しています。フェアトレードから考えるSDGsという手法は,理解しやすく、他校の参考になります。武田高等学校にあっては,単元開発を進め年間カリキュラムを充実させて行かれることを期待します。

 武田中学校高等学校では,これからも様々な教育活動を通じてSDGs達成のための意識を持ち,行動ができる生徒の育成に努めます。

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