中学1年生は,英語の教科書に出てきた「ゴールボール」を体育科との合科授業として体験しました。ゴールボールは障がいの有無に関わらず,みんなで楽しめるスポーツです。目隠しをし,一方のチームが鈴の入ったボールを相手のゴールに投げ,もう一方のチームがボールを音を頼りに止める,というものです。公式の試合でも指示は基本的に英語で行われるので,今回も英語で出される指示を聞き,行動していました。
生徒たちは普段,いかに自分たちが視覚に頼っているのか,目が見えない人の気持ちはどのようなものなのかを体験したようでした。
生徒の感想の一部を紹介します。
ゴールボールは,視覚障害を持っている人のスポーツですが,今日実際にやってみて,目が見えないということの大変さを知りました。また,前が見えないということに少し恐怖を感じました。 このゴールボールで学んだことを忘れずに,これからそのような障害を持つ方と出会った時,どのようにすれば良いのか,改めて考えてみようと思いました。
目が見えていないととても不便でどこにいてどこを向いているのかが分からなかったです。目が見えるのはとても素晴らしいことだと思いました。