◎中学校進路学習(1)2月6日 サイエンスパーク訪問
武田中学校の2年生は2月6日から2月10日までを進路学習週間とし、学校近郊の研究所、企業、大学を訪問してきました。2月6日はサイエンスパークを訪問し、最先端の研究の概要を学んできました。
午前中は、全員で酒類総合研究所を訪問しました。酒類総合研究所は、酵母や麹の働きを科学的に分析し、品質・安全性の高い醸造技術が研究されている施設です。研究所の概要の説明を受けた後、研究施設内を案内していただき、最先端の研究の一端を見せていただきました。
午後からは、2グループに分かれ、中国電力エネルギア総合研究所と産業技術総合研究所を訪問しました。どちらも我々の生活に密接に関わる技術を研究されています。
中国電力エネルギア総合研究所では、太陽光発電や電気自動車など、今後我々の周りに増えて来るであろう技術を紹介していただきました。また、送電の仕組みなどもわかりやすく説明していただきました。普段あまり意識せずに利用している電気が、多くの新しい技術によって安定供給されていることを知ることができました。
産業技術総合研究所では、木材チップから自動車用のバイオ燃料を合成する研究や、瀬戸内海の水理に関する研究を紹介していただきました。バイオ燃料の合成では、ヒノキのチップを徐々に細かく粉砕してペースト状にしていく過程を紹介していただきました。また、尼崎の港の縮尺モデルを見ながら水理学についての説明を受けました。最後に、三号技術総合研究所が開発したセラピーロボットを紹介していただきました。