11月1日(火)に高校1年生18名,2年生20名が進路指導部主催の山口大学見学ツアーに参加しました。まずは、オリエンテーションで山口大学の理念や力を入れている取り組みをご講話いただきました。山口大学では知的財産に関する授業の必修化がされていたり、英語教育、国際交流事業に尽力されていたりと、これからの時代に必要とされる人材の育成を目指し、大学を挙げて取り組みをされている印象を受けました。
その後、山口大学在籍中の武田高校のOGに大学での授業や生活についての話や、受験に向けてアドバイスなどをしてもらい、生徒からの質問にも応えてもらいました。生徒達も同じ高校で学んだ先輩が生き生きと大学生活を送っている姿を見て、より山口大学を身近に感じ、とてもよい刺激になったことと思います。
学食で食堂体験をさせていただいた後、午後からは各生徒が希望する5学部(国際総合科学部、経済学部、教育学部、理学部、農学部)に分かれての見学でした。 パソコンを用いた最適化問題にチャレンジしたり、農学部では実験や農場を見学したり,実際に研究されている学生さんに研究発表をしていただいたり,教育学部では通常の授業,数学専攻科のゼミ教室訪問なども特別に許可していただき,それぞれの学部でより具体的な学びを見学することができました。大学での研究風景をみることで、生徒も未来の自分たちの活動風景をより具体的に想像できたことと思います。
最後に見学させていただいた図書館はとてもきれいで、本を読んだり、探したりするだけでなく、自習やグループ学習、インターネットの利用に関しても、利便性に優れた構造になっていました。
山口大学吉田キャンパスの敷地内には他大学では見ることのできない埋蔵文化財資料館や商品資料館、長州五傑記念碑などがあり、歴史ある山口を感じることができました。また、全国の国立大学で初めて敷地内に民間の就職支援施設を設置し、資格取得を希望する学生の距離的負担を軽減する就職支援も行われており、充実した学生生活を送ることのできるキャンパスになっていました。
参加生徒は今回のキャンパスツアーを経験したことで、1年後、2年後は山口大学の学生さんに負けないくらい立派な大学生になると、、決意を新たにしました。お世話になりました山口大学の皆様、本当にありがとうございました。