ブルネイ派遣プログラム７日目。生徒たちは昨日の夕方からホストファミリーのお宅へホームステイに向かい、夕食もホストファミリーとともに食べました。昨日のメラガン高校での実演発表で頑張りすぎて体調を崩したＹ君も、一晩ホテルで休息を取り体調が回復したため、朝からホストファミリーのもとへ合流しました。
　今日は、私たち教員と今回のプログラムでお世話になっているＪＩＣＥのスタッフの方々とで、生徒たちの様子を見に手分けして幾つかのホームステイ先を訪れました。ホストファミリーは行政官・税関職員・教師・自営業など様々な職業の方々で、皆それぞれ家庭環境が違っていましたが、生徒たちはブルネイの各家庭に入って生活を体験し、日本との違いに大きな驚きを感じたようです。中には日本ではあり得ないヨーロッパの宮殿のような豪華なシャンデリアやソファーが並んでいたり、昼間にもかかわらず親戚や近所の人などがやって来てホームパーティが始まっているような家庭もありました。
　生徒たちは20時には各ホストファミリーに連れられて、沢山のお土産を持ってホテルに帰ってきました。生徒たちの楽しさと満足感あふれる表情と別れを惜しむその様子は、このホームステイでいかに大きなものを得ることができたかを物語っていました。

◎生徒のコメント
　〔Ｔさん〕中学３年生の時オーストラリアでホームステイをした経験があるとはいえ、とても不安でした。けれども、ホストファミリーは温かく迎え入れてくれて、こちらが聞き取れなかった時にはゆっくり話してくれたりと、とても優しかったです。すごくすごく良い体験になりました。
　〔Ｙさん〕今日はホームステイ先の家族の方とブルネイ観光をしてきました。家族の方はとても温かく、優しく迎えて下さり、ブルネイの建物や簡単なマレー語も教えていただきました。１泊２日という短い間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。