ブルネイ派遣プログラム6日目。今日は2校目の学校訪問でメラガン高校を訪れました。
午前中は、朝の朝礼に参加したのち両校相互にプレゼンテーションを行いました。前回と同じ内容ということもありますが、2日しか経っていないにもかかわらず、プレゼンを行う生徒たちに余裕が感じられ、落ち着いた発表ができていました。やはり経験は人を急速なスピードで成長させるものだと強く感じることができました。プレゼン中は様々な場面でメラガン高校の生徒から大歓声があがるなど大いに盛り上がりました。
引き続いて生徒たちはバディとともに別れて授業に参加しました。英語の授業に参加していきなり10分間話すように求められ大変な思いをした生徒もいたようですが、とても良い勉強になったようです。また、メラガン高校の生徒たちは教師からの質問に対して、非常に積極的に答えている姿が印象に残りました。
午後からは、両校が相互に実演発表を行いました。今回の「尺八」「書道」「茶道」という全ての発表について興味を持ってもらうことができ、日本の魅力を伝えられたと思います。特に「書道」に対しては、是非にとの申し出で、メラガン高校の校長先生や生徒がチャレンジするなど非常に盛り上がりました。メラガン高校からは民族舞踊の発表でしたが、最後は一緒に踊るなどとても楽しい感じのものでした。また、アンブヤと呼ばれるブルネイ料理を目の前で調理して振る舞ってもらい、みんなでおいしく頂きました。
最後はみんなでKiroroの「未来へ」という歌を一緒に歌い、国を超えて両校の生徒の気持ちが一つになっていると感じられる素晴らしい学校訪問となりました。生徒たちはこのつながりを帰国後も続けて行こうと積極的に情報交換をしていましたので、両国間の相互理解をさらに深めることにができると確信しました。
そして夕方には、ホストファミリーと対面して8つのグループに分かれてホームステイへ出発しました。
◎生徒のコメント
〔Tくん〕今日の学校訪問では、ブルネイの生徒から積極的にブルネイのことや学校のこと、将来の夢などを教えてくれました。英語が分からなかったらゆっくり話してくれたり、分かり易いようにジェスチャーで説明してくれたりと、とても優しく接してくれました。もっとブルネイの生徒たちと話をしたいと思いました。
〔Nさん〕今日の学校訪問で、私はゆかたを着て尺八を吹きました。少し失敗もしましたが、日本の魅力を伝えられたと思います。ブルネイ料理のアンブヤも食べました。辛かったけどおいしかったです。日本にはない食べ物で、ブルネイの魅力が伝わってきました。
〔Iさん〕ブルネイの高校生は仲間意識が強く、学校全体が1つの家族のように思っているそうです。廊下を歩くだけで色々な人が挨拶をしてくれる環境はとても温かく、1人1人が学校を楽しんでいる感じがとても伝わってきました。日本人は英語を話せる人が少なく、外国人に積極的に話しかける人が少ないので、このような習慣は日本にも広まって欲しいと思いました。