国語科の取り組みの一つである表現活動の一環で,ITC(International Training in Communication)ひがし広島クラブ主催の第4回東広島市内小中学生スピーチコンテストに男女4名が出場しました。
1月25日、東広島サンスクエア・アザレアホールにて行われたこのコンテストでは,スピーチの要約原稿による一次審査を経て選ばれた、小中学生14名がステージでスピーチしました。
本校からは、中学1年生の藤川萌乃葉さん、福原和花さん、2年生の木村奈々さん、坂本コナンくんが出場しました。4人とも、自分で書いたスピーチ原稿(原稿用紙5枚近く)を暗記し、本番に臨みました。
審査の結果、木村奈々さんのスピーチ「将来の夢」が中学生の部で第2位に選ばれました。どのスピーチも聞きごたえのある素晴らしいもので、会場から大きな拍手をもらっていました。
【木村奈々さんのスピーチの要約】
一概に「将来の夢」と言っても、色々あると思います。目指す職業や、なりたい人格、身につけたい能力なども「将来の夢」に入ると私は思っています。夢があればそれだけで色々なことをがんばれるのだろうと思います。しかし、私には夢がありません。
自分に夢がないことには多少の焦りがあります。学校で学期ごとに書く「将来の夢」の紙には、毎回「考え中」と書くしかありません。それだけでも自分が嫌になるのに、下の学年の子に、自分よりしっかりした夢を持っている人がいると、ますます落ち込みます。
そして自分のことを振り返ってみると、自分には無いことばかりだと気付きました。やる気も、行動力も、リーダーシップも、得意なこと、好きなことも。
まだ中学生だとは言っても、高校生になれば進路選択もあります。幅広い視野で社会を見て、色々な職業を知りながら、自分のできること、やりたいことを見つけていきたいと思います。