7月8日(火)朝,西オーストラリアのブリッジタウン(パースの南約250km)から,Bridgetown High Schoolの生徒12名(引率教員2名 保護者3名)が武田中学校・武田高等学校へ来校されました。日本研修ツアーの一貫で東京・京都などを周遊した後,広島へ来られました。今回の訪問に対しては,冬にオーストラリア語学研修に参加する中学生3年を中心におもてなしをしました。
到着後,島本校長先生による英語での歓迎スピーチと記念品の交換で始まり,両校生徒がバディを組み,押し寿司作りの体験へと移動しました。家庭科の奥本先生・山野井先生の指導の下,思い思いの具材を入れて押し寿司を作ってもらいました。武田生はたどたどしい英語で一生懸命作り方を教えていましたが,武田生自身も初めての押し寿司だったようです。
お昼休みにはみんなで作った押し寿司を昼食に,和気あいあいと歓談する姿が見られました。また,校庭ではオージーフットボール・プチ国際大会(?)を開催し,ボールを追いかける中高生の姿が見られました。
午後は,茶華道部によるお茶のお点前を楽しんでもらいました。高校3年生の脇坂明日香さんによる箏曲演奏の中,そしてお茶の作法には戸惑いながら,部員が点てた抹茶と紅葉饅頭で和文化の一面を堪能していただきました。
その後,武道場に移動し,柔道部と剣道部の模範演技や部員相手に実際に柔道の投げ技や剣道の打ち込みを体験したり,竹本功先生による弓道のデモンストレーションを見ていただきました。逆立ち競争も始まりました。(笑)
次に体育館で,中学3年による「よさこい」が披露されました。Bridgetownの生徒には,武田生が国際交流への思いを込めてた文字や絵の入った法被(はっぴ)がプレゼントされ,振り付けを一緒に覚えて,「よさこい」国際共演が行われました。
放課後は,バディ指導で清掃活動を通じて日本の学校教育の側面を体験してもらいました。また,思い思いのクラブ活動にも参加して,武田高校の生徒達も国際交流に参加することができました。
今回も小さな国際交流でしたが,お互いの生徒が相手の国の文化や言葉を通じて,少しでも意思疎通ができることを喜び,今後の世界観を広げ,それぞれの分野で活躍していく礎になってくれればと思います。
Bridgetown High Schoolのみなさん,また武田に来てください。