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【国際理解】 高3 速水 紅さん 呉市青少年海外派遣研修の報告

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昨年7月29日(月)~8月4日(日)に実施された,平成25年度呉市青少年海外派遣研修(オーストラリア ケアンズ)に参加した3年の速水紅さん(3年3組)はじめ他校からの参加生徒合計20名による研修報告書が呉市国際交流協会より届きましたので,ご紹介します。

参加生徒代表という大役を担った速水さんは,3度の事前研修,現地での本研修,2回の事後研修を通じて様々な貴重な体験を得たということです。次は,速水さんの研修後記です。

 

国際交流の大切さ 

代表 武田高校3年 速水 紅

 私は今回の研修で多くの経験をし,たくさんの事を学びました。
 私は小さいころからホストファミリーとしての受け入れはよくしていたけれど,自分がホームステイするのは初めてでした。ケアンズについてホストマザーと対面するとき,とても緊張して不安だったけど,会ってみると初めて会ったとは思えないくらいすぐ打ち解けることができました。家に着いて部屋など案内してもらい,たくさん話をしました。
 ケアンズに着いて2日目には,ゴードンベール高校に行き,実際に授業を受けたり文化交流をしました。プレゼンテーションでは,現地の学生がアボリジニ民族の踊りを披露してくれました。楽器や体を使っての演奏はとても迫力がありました。校内探検もできて楽しかったです。
 3日目はグリーン島に行きました。グリーン島ではオーストラリアの自然を感じることができました。海の上からでも珊瑚礁が透けて見えるくらい海の水がきれいでした。
 4日目はケアンズ市内の市場やショッピングセンターをウオークラリーしました。市場では,とて
も小さなキャベツや,プツプツしたマンゴーのようなものなど,普段日本では目にするようなことが
ない果物や野菜がありとても珍しかったです。
 ケアンズ最終日にはホストファミリーの誕生日パーティーをしました。ここでも文化の違いを感じました。部屋の装飾をし,プレゼントをたくさん置き,手紙なども書き,とても盛大にお祝いをしていました。ホストファミリーに日本語を教えたりして最後の交流を楽しみました。
 私はケアンズにいる5日間でたくさんのことを学びました。お互い完璧な英語や日本語を話せなくても意思疎通はできるのだなと思いました。そのため,アイコンタクトはとても重要な事だということが分かりました。
 今回私達はホームステイという形で参加させて頂きました。普通の観光ではなく,家庭に入ることで現地の人の生活を体験することができました。国境を越え,文化の違いもあって,自分が育ってきた環境や,普段使っている言葉が当たり前のように通じることがいかに幸せな事か改めて実感しました。
 私はこの研修で充分に完璧な英語が話せなかったことが少し心残りになってしまったので,また機会があれば今回体験したことを活かし,たくさんの国際交流をしていきたいと思います。

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