春光降り注ぐ２月２８日（木）、総勢２０８名の卒業生たちが、卒業証書授与式を迎えました。厳粛かつ清々しい雰囲気の中、卒業証書の授与に続き、校長先生より式辞、総長先生より訓辞、そしてご来賓の方々よりご祝辞が送られました。生徒会長の和田君からの送辞に続き、卒業生を代表して森原さんによる万感の思いが込められた答辞が述べられ、会場は感動で満ちあふれました。最後に大きな声で「ありがとうございました！」と担任に感謝する卒業生や、堪えきれず涙する卒業生、そして友と笑顔で堂々と退場する卒業生など、一人ひとりにとって大切な思い出となる卒業証書授与式となりました。

　式後、卒業生たちはそれぞれの教室で最後のホームルームを行い、担任の先生から一人ひとり卒業証書が手渡されました。そして、恩師やクラスメイト、保護者それぞれに感謝の気持ちを言葉にしていました。ホームルーム解散後、校庭では名残惜しそうに、恩師や友達と一緒に記念写真に撮る姿で溢れました。

　今日ここで、３年間あるいは６年間の大切な青春を過ごした友と学舎と別れ、武田高等学校第４１期卒業生たちは明るい未来への夢と希望、そして少しの感傷に浸りながら、大人になるための第一歩を踏み出していきました。